令和6年7月11日に考えたこと

クロッキーとキャッチコピーが好きなのさ

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

おととい書いた、内容によっては対面よりもリモート会議の方が良いんじゃないかという話。書いている時に、なんか絵を描く場合も似たようなことがあるなと思ったのです。

絵の描き方にも、たくさんの道具を使って時間をかけて描く方法もあれば、シンプルな道具で短時間で描きあげる方法もある。
そのどちらが優れているというわけではなく、目的次第で適した描き方は変わるというだけの話だと思ってます。

例えば、僕ははっきりと物を描かない抽象画や、短時間でサッと描くクロッキーが好きです。写実的な絵はそもそも技術的に描けないというのはありますが、元々描こうと思ったことも無いのです。

それは絵を描く目的が、絵そのものでは無いから。僕は上手な絵を描けるようになりたいというよりも、物事を観る力、見抜く力をつけたいのです。だから本質を表現するためにはむしろ余計な要素は省いていった方が分かりやすいし、そういう描きかたの方が描いていて楽しいのです。

そういえば映画は本編よりもCMやキャッチコピーの方が惹かれるし、小説はあらすじが好き。これもどこか通じるものがあるような気がします。

打ち合わせなら、対面で繰り返し話すことは解像度が高く情報量も多くなるやり方である一方で、リモートで短時間の打ち合わせとなれば、必然的に扱える情報量は減って論点が明確になりやすい。

やっぱ方法の選択って大事だな。

ウチヤマケンイチ