LINEのいいところ。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

みなさんはLINE使っていますか。
最近の僕はプライベートのコミュニケーションといえばほとんどLINEかFacebookメッセージです。
気が付いたら携帯メールはほとんど使わなくなってしまったなぁ。
最近は巷でも「メールするね」に変わって「LINEするね」と言われることもあるようで、もはや動詞化するほど市民権を得ているそうです。
今日はそんなLINEを運営しているNHN Japan株式会社田端信太郎さんの公演を聞いてきました。

LINEが流行った理由はいろいろとあると思いますが、僕がこうやって使うようになった理由は「安心感」が大きいです。
使っていてとても気持ちがいいし、居心地がいいんですよね。

今日の講演でも話されていたことですがLINEにはいわゆるバナー広告が出てきません。
その代わりにLINEの場合、広告はユーザーが使う「スタンプ」や「公式アカウント」という姿形をしています。
この「広告なのに向こうからは何も言ってこない」ということ。この違いがすごく大きい。

バナー広告というのは、こちらの意思や文脈とは関係なく一方的に伝えてきます。
むしろ、ただでさえ狭いスマートフォンの画面にバナー広告が表示されることは邪魔ですらあるのです。
逆にLINEのスタンプはユーザーが「自ら好んで使う」までは主張をしてきません。
それどころか自分の要求を言う前に、まずは健気にこちらのコミュニケーションのために働いてくれるわけです。
スタンプの可愛さもあいまって、この一生懸命役に立ってくれようとしている感じが、こちらのふところに入ってくることをつい許しちゃうんですよね。

そして気が付いたらそのスタンプに好意を抱いている。
なんかこれって、人間関係にも言えるなぁ。
前に説得するより、納得させちゃおうって書いたことがあります。
好意があったり信用している人の話には耳を貸す気になるけれど、一方的に話してくる他人の話は例えそれが正論だとしたって全然耳に入ってこないもんなぁ。
あと、子供の頃に親に宿題をやれという注意された時の「今やろうと思っていたのに、言われたからもうやりたくない!」とへそを曲げたあれ。
なんかそれとも似ている気がします。

ちなみにLINEではユーザーがスタンプをコミュニケーションに「使える」ように厳しい掲載基準持っているとのことでした。
例えば、ただの商品ロゴだけを載せたようなスタンプはNGだそうです。

僕もクリエイティブに携わる時はユーザーからポジティブな反応が欲しいわけですが、こういった想いは忘れないようにしないとな。

さて、今日はうちの商店街で飲んでいます。
そろそろブログを書くタイピングも鈍ってきたので、ここらへんにしときます。
地元で飲むと酔いが回るのがはやい。げぷ。

ウチヤマケンイチ

---
いつも読んで頂きまして、ありがとうございます。
ご意見、ご感想をコチラからいただけるとうれしいです。